「考える力」を引き出し、コミュニケーションとパフォーマンスを高めるノートです。
ゲームの主人公になりきって、現実世界の「ラスボス」を倒すような、目標達成の
仕組みが埋め込まれています。
特徴01
頑張りを結果につなげる
もしかしたら、日々やったことをノートにまとめたことがあるかもしれません。多くの指導者が、選手にノートを書くように勧めていますので、不思議なことではありません。実は、ノートには効果が出る書き方と、そうでない書き方があります。「アスリートノート」は「基本は白紙」のノートではありません。日々の練習や試合の繰り返しを活用して、頭を使って考える力を育てるための仕組みが埋め込まれています。その結果、個人として、そしてチームとしての成績があがるように設計されています。さらに、ここで身に着けた考え方は、将来社会に出たときにも使えるライフスキルを身に付けられるように設計されています。
特徴02
続けることの面倒を小さく
コンピュータゲームに思わず夢中になってしまう経験てないでしょうか?これが、面倒くさいと反対の状態です。なかなかやめることができずに、もうちょっと、もうちょっとと続けてしまいます。アスリートノートでは、ゲームの中にある思わず続けたいと思わせるような要素を取り入れています。ですので、無理なくステップを踏んで成長することができます。これによってモチベーションが続くようになります。書くと成長する。成長するから楽しい。楽しいからもっと書き続ける。こんな風に成長のためにはなくてはならない「スパイラル」を作り出します。
特徴03
無理のない順序で成長できる
スポーツの世界では、最初からとんでもなく強い相手と当たって、自信なんて粉々に砕かれてしまうこともあります。コンピュータゲームのように、敵がちょうどいい感じで、ちょっとずつ強くなっていくことはありません。そんな中でも成功体験を積み重ねていくために、日々の活動の中の最終目標(ラスボス)と中間目標(中ボス)を設定し、無理なく段階的に成長できる仕組みが備わっています。
これまでに、多くのアスリート育成にかかわって参りました。主に教えてきたのは、「競技への集中をうばうものを取り除くための考え方」、「どの課題が重要なのかを見つけるための分析方法」、「ライバルよりも早く成長するプロセス」、といった「思考法」、つまり「頭を効果的に使うスキル」に関する内容です。これまでに、私が関わってきた人は例外なく、成果を出してきました。スキルなので、ちゃんとトレーニングをすれば、誰でも伸びるのです。
しかし、うまくいかないこともありました。それは、「思考法」と聞いただけで、拒否反応が起こり、そもそも取り組んでみようと思うところに至らなかったアスリートがたくさんいたのです。私の目から見ると、思考法の強化に興味をもった方というのは、ある程度自己流で考えてきた結果、どこかでカベに当たり、もう一度、この路線できちんとコーチについて教えてもらいながら考える力を高めて自分の武器にしようと考えているアスリートです。一方、興味を示してくれなかった方は、考える力のトレーニングをするよりも、体を動かし続けてトレーニングすることに大きな意味を見出しているのだと思います。でも、そういう人にこそ、私が持っている知識のすべてをお伝えしたかったのです。なぜかというと、これまで技術的、体力的なトレーニングに重点を置いて、思考力のトレーニングに取り組んでこなかった人こそ、「頭を効果的に使うスキル」を学べば、乾いたスポンジが水を吸い込むかのように、さまざまな知識を吸収し、アスリートとしての成果と、より大きなキャリアを手に入れることができると信じているからです。
今は興味を持ってもらえていない、でも戦績が伸び悩み時期に入り「このままではいけない」と不安を感じているアスリートにどうやって興味を持ってもらおうか?テニスの日本選手権が開催されていたのですが、雨で試合が中止となったある日、ナショナルコーチの方々と近くのファミレスでこんな会話をしたのが、アスリートノート開発のきっかけでした。
メンタルを高める基礎知識
毎日ノートをつけながら、普段の競技活動ではなかなか知ることができない メンタルコントロールの方法、集中力のつけ方、成功体験の積み方などの重要テクニックを日替わりのミニコラムとして収録しています。
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「なぜ」この競技をするのか?
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「ドンマイ」と「集中!」のワナ
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ゲームにつきもの「宝箱」
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「起こしたいこと」⇒「やること」の順序で考える
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「愚痴」の言い方で強くなる!
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「なりきりニックネーム」をつけよう
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成功体験の積み方
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ポジティブ言葉で脳をコントロール
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「次、どうする?」で未来をつかもう
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選択に迷った時こそ飛躍のチャンス
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チームの意識を合わせる
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ヤル気を作るキーワード「なぜならば」
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整理体操で自分の体と会話しよう
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メンタルトレーニングとは、脳を教育すること
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負ける理由は本番の前に作られる